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設立趣旨

背 景

日本は、有史以来、海外から一度も侵略されず、国体が2千年近く継続してきた世界でも稀な国家であり、独自の文化を築き上げてきました。日本が近代化に成功して経済大国となり、日本人が豊かな生活を実現できた大きな要因は、世界でも有数の「モノづくりの国」としての実績です。そして、生産現場を長きにわたって支えてきたのは、品質のいい製品、工夫された道具、技術を代々受け継ぐ伝統、というような特徴でした。

しかしながら、産業のグローバル化、生産や消費で効率を優先する価値観の浸透、わが国における生産人口減少や職人の高齢化、というような大きな流れの中で、わが国の製造業の現場は危惧すべき状況にあります。製品の原形はどうだったか、現物がないので分からない。今まで使っていた道具の製造会社が無くなり生産できない。原料の生産者が高齢化でいなくなった。技術を受け継いでくれる人がいないので技術が途絶えた。経営者が高齢となり後継者がいないので廃業を考えている。

このような状態が続けば、わが国の製造業の現場、特に中小零細企業や職人の現場では、これまで営々と積み重ねてきたモノづくりの国の原点が消えてなくなってしまうのではないか、という強い危機感を私たちは持っています。

目 的

この法人は、広く一般市民を対象として、日本のモノづくりの原点である製品や道具、技術や技術者、流通や販売、事業自体の承継を支援するために、広報及び情報発信事業、情報収集及び登録会員の募集事業、譲り渡したい人と譲り受けたい人の紹介事業、モノの保存事業を行い、科学技術の振興、経済活動の活性化、雇用機会の拡充に寄与することを目的とします。

文明や文化は続けることで発展すると言われています。技術は続けていないと消え失せるとも言われています。私たちは、日本の生産現場を支えてきたモノづくりの原点である製品や道具、技術や技術者、流通や販売、あるいは事業そのものが廃らずに承継されていくための支援をしたいと考えています。

事業内容

定款上の事業内容としては、

  1. 広報及び情報発信事業
  2. 情報収集及び登録会員の募集事業
  3. 譲り渡したい人と譲り受けたい人の紹介事業
  4. モノの保存事業(「後世に残したい製品や道具を保存する展示場」の開設)
  5. その他この法人の目的を達成するために必要な事業

を行っていきます。